太陽光発電の口コミとQ&A

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太陽光発電の口コミ

みえた!太陽光発電

太陽光発電とはソーラーモジュールやパワーコンディショナー、接続箱、それにオプションとして蓄電池から構成される光発電装置です。
この中で、実際に電気を発電するのが、ソーラーモジュールで、太陽電池セルと呼ばれる発電を行う半導体がぎっしりと規則正しく並べられています。
ひとつの太陽電池セルは、シリコンを原料とする半導体のp型のダイオードとn型のダイオードが対になり構成されています。
n型はマイナス電子をもち、p型はその電荷を引き寄せる役割をしますが、その二つの間に、空乏スペースを用意し、電子がp型へ移動するのを遮ることで、その空乏スペースのp型側の面はマイナスに、n型側の面はプラスに帯電し、スペース内に電界が生じ、これが起電力となるわけです。
ただ1セルが行えるの発電量はとても微量で、数ボルト程度しかありません。
ここで、利用されるのがワットの法則です。
セルを直列にして一定の電圧を得るようにし、並列に繋げることで電流値を上げて、トータルのワット数を稼ぎ出そうというものです。
これにより、ソーラーパネル1枚で一定の電力を生み出すわけです。
次に複数パネルを並べて、もっとワット数を稼ぐ場合には、接続箱と呼ばれる各パネルの出力を束ねる箱が使われます。
これで、パネル間を直列にしたり並列にしたりできるわけです。
しかし、ソーラーモジュールの発電電力はは直流(DC)で、そのままでは一般家庭では使えません。
これを交流(AC)のAC100Vに変換する必要があります。
これを行うのが、パワーコンディショナーと呼ばれるDCAC変換器です。
また、蓄電池は、車のバッテリーと同じで、DCの電力を蓄えますので、接続箱とパワーコンディショナーの間に置かれます。
ちなみにパワーコンディショナーはオームの法則上では抵抗でしかありません。
つまりは、ここでの損失電力が全体の発電能力に大きく起因します。
太陽光発電を選ぶ際には、ソーラーモジュールの発電能力だけでなく、パワーコンディショナーの損失能力も気にしたいものです。